写真の構図は、写真の印象を大きく左右する要素の一つです。
構図を工夫することで、写真に奥行きや立体感を与えたり、主題を際立たせたりすることができます。
テーブルフォトや商品写真など、室内の物撮りでよく使います。
画面を三分割しその交点や線上に被写体を配置する構図です。
安定感があり、バランスの取れた写真になります。


特に料理の撮影は、中央に配置してお皿の下に空白ができると浮いている感じになってしまいます。


まずは、三分割で撮っておくと間違いない基本の構図です。
画面の中央に被写体を配置する構図です。
シンプルで分かりやすい写真になるのですが、「ダサい」というイメージも…。
というのも、意識せずに被写体だけを見て撮影すると中央に配置してしまうので、「素人写真」という印象をもたれてしまうのです。
料理の場合も、先ほどのように横からのアングルで中央に配置すると、不安定な印象になってしまいます。
しかし真上から撮影すれば、中央に配置してもオシャレな写真になります。

対角線構図は、画面の対角線上に被写体を配置する構図です。
奥行きが出て、動きのある写真になります。


画面内で三角形を意識した構図です。
安定感のある写真になります。


ただしシンプルな構図だけに、ただ横に並べただけになるとどうも「助さん 格さん(水戸黄門)、「WithB(ブルゾンちえみ)」的な感じが…

なので最初の写真では、左側の瓶の手前に小皿を置くなど、ちょっと変化をつけています。
そして建物では、三角のファサードをドーンと真ん中に配置してみました。
安定感と迫力のある写真になります。


撮影する被写体の形や位置によって決める構図です。
建物や風景を見て、「この構図がいいかも!」と思って撮影しています。
左右対称の構図で、安定感や静けさを表現できます。
建物や風景など、シンメトリーな被写体を撮影する際に効果的です。

画面を縦または横に二分割する構図です。
シンプルでバランスの取れた写真になります。


手前のものを額縁のように配置し、その奥に被写体を配置する構図です。
手前をぼかすことでプロっぽくなり、奥行きや立体感のある写真になります。

明暗、大小、色など、対照的な要素を組み合わせる構図です
写真にメリハリを与え、印象的な作品に仕上げることができます。

室内から明るい外にピントを合わせて撮影しました。
外の明るさとの対比で、店内の落ち着いた雰囲気が印象的になりました。
前景と背景に被写体を配置し、その間に空間を作る構図です。
奥行きや立体感を表現できます。

同じ形や模様を繰り返す構図です。
リズム感や統一感のある写真になります。

遠近感を強調する構図です。
道や線路など、奥に向かって伸びる被写体を撮影する際に効果的です。


トリミングで変更可能な構図。
遠景で撮影しておいて、レタッチの時に構図を決定したりします。
画面を縦横に四分割する構図です。
端の方に配置されるイメージになるのですが、アート作品が置かれた景色の広さが表現できます。


対角線に対して四隅から垂直線を引いてできる交点に被写体を配置する構図。
三分割より外側で四分割より内側になります。
広さを表現したいけど四分割だとちょっと外側すぎるかな、という時にちょうどいい感じに。


自然界に現れる螺旋形状を応用した構図です。
フィボナッチ数列「1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21…」(前の数字を足した数字が続く)に基づいて螺旋を描き、その螺旋の中心に最も注目して欲しいものを配置します。
フィボナッチ数列の規則に則った形は巻貝やひまわりの種など自然界にも多く見られ、人間が美しく感じるデザインと言われています。


主役は何か、どんな雰囲気で撮りたいか(やわらかく、迫力ある、落ち着いた、整然とした…など)を考えて、適切な構図を決めていきます。
撮影したい被写体だけを見るのではなく、周りの状況も確認します。
撮影するものの配置や、風景の場合は立つ位置によって、立体感を出していきます。
基本の構図がなんとなく分かっていれば、ちょっと良い写真が撮れるようになっていきます。
きちんとした写真が欲しいな、という時は…
ご依頼お待ちしています。